B&W805d3だけを鳴らす逆戻りオーディオ mcintosh.exblog.jp

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Mcintosh XRT後は、ソナスファベール・アマティとガルネリを使い分けてイタリアの風を吹かしていた。現在はB&W805d3だけを極めてお気軽に鳴らす逆戻りレコード演奏家


by bachcantata
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モノトーンから総天然色へ


当ウサギ部屋のオーディオシステムのラインケーブルは一つずつ丁寧に自宅試聴した結果、全てアキュフェーズASLC-10でそろえ、電源ケーブルもアンプ付属のAPL-1に統一した。

兎にも角にも、純正でそろえた結果、音のバランスが安定した。中域にほどよい厚みを感じられ、XLR接続によって、レンジもいい塩梅に広い。高解像度バリバリ!という感じでは全くない。


その後、オーディオショップで色々なアクセサリーを借りては自宅試聴をしている。以前はネットで購入していたので、「顔見知り」になることができず、アクセサリー類はいちいち全て購入し、気に入らないと売るというのを繰り返していた。そうなると必然的に軍事資金がかかる。売却損が膨らむからだ。


先日、SPEC社のRSP-AZ1(リアルサウンド・プロセッサー)を借りた。商品詳細は同社のHPの説明に委ねるが、スピーカーの逆起電力をコントロールするものらしい。アンプ自作時には色々気にした懐かしい用語であるが、Mcintoshのアンプを導入して以降それほど気にしないでいた。


アキュフェーズのパワーアンプはマッキントッシュと違い、アウトプットトランスは搭載していないし、またDクラスのアンプでもないので、あれでも効果があるかもしれないと感じ、導入したばかりのSACDプレーヤーDP–750のエージングがまだまだにも関わらず、早速自宅試聴した。


はじめから


おや、なんとまあ、、

激変だぁ、、と


まではいかないが、


RSP-AZ1を805d3の高域用端子に数日間つなぎっぱなしにして耳を慣らした後、ひとだび接続を外してみると、まるでカラー映画だったものがモノトーンに変化したかのような「音の色彩」が大幅に減った。有無どちらがアキュフェーズらしい音かを問われたら、間違いなくRSP-AZ1を外した音であろうが、ピアノ弾きの私にとって、ピアノの音がより美しく響き、しかも下手に聞こえない(ピアノ音粒子が潰れない)ことは何よりも大切な要素であり、それがRSP-AZ1をつなぐと圧倒的に向上するので、不本意ながらこれは買わざるを得ないと判断(笑)。


805d3というブックシェルフスピーカーをP-7300という重量級大型パワーアンプでドライブしていても処理しきれない要素があるのは明白だったが、RSP-AZ1という木製小箱にスピーカー端子が付いただけのアクセサリーがここまでの変化をもたらすとは正直驚いた。


同時に、アキュフェーズの音作りもより良く理解できた。実に忠実な写実的モノトーンなのである。このSPECをつなぐと、どちらかというとトランスを介したような「なんちゃってMcintosh」な音に変化するように感じる。Mcintoshアンプのようなバタ臭さや動物性タンパク質さは当然無いが、このSPEC RSP-AZ1を取り付けるとより彫りが深くなり、高域がよりしなやかに変化する。

必然的に、高域のしなやかな演出は低域に影響を与えるので、低域は少々緩い感じになる。アキュフェーズAB級アンプのキレのある音に、RSP-AZ1を加えたら、トランス独特の雰囲気である「シナルような柔らかさ」が加わる、それが音の色彩感の演出に一役を買っている。


ピアノ音楽を聴くことが増えそうだ。


アルゲリッチだ!

ポリーニだ!

ブレンデルだ!

ルービンシュタインだ!

ホロヴィッツだ!

リヒテルだ!

アシュケナージだ!

バックハウスだ!


そうそう!


ミケランジェリだぁ!

(笑)



by bachcantata | 2019-01-25 12:31 | 周辺機器