B&W805d3だけを鳴らす逆戻りオーディオ mcintosh.exblog.jp

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Mcintosh XRT後は、ソナスファベール・アマティとガルネリを使い分けてイタリアの風を吹かしていた。現在はB&W805d3だけを極めてお気軽に鳴らす逆戻りレコード演奏家


by bachcantata
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オーディオ音楽での最重要ポイント


オーディオによる音楽鑑賞でまず最重要ポイントはなによりも体調なのだが、ま、オーディオ機器評論の文頭にいちいち「今日の脈拍と血圧、体重の変化など」を載せるわけもいかなく(笑)、それは、ひとまず置いておく。


長年、不思議に思っていたことがある。


それは

「再生音量」

である。


古今東西全てのオーディオ評論を読破した訳ではないので断言は出来ないが、再生音量を細かに記載した評論記事がどのくらいあるのだろうか。まず滅多に見かけない。


今回、自室でエソテリックとアキュフェーズのCDプレーヤーを比較試聴して、「音量差」がいかに重要であるかを嫌というほど痛感させられた次第である。

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オーディオ機器で試聴音量ほど重要なポイントはないのではないだろうか。自室では音量を上げ過ぎるとたちまち響きが悪くなり、アンサンブルバランスが劣悪になる。12畳程度のウサギ小屋では大音量(連続10W以上)はまさに拷問である。パワーアンプP-7300はメーター中心が1W表示だが、およそ再生時は瞬発で10Wを超えることなく、1W前後、平素は1W未満で程よい音量レベルになるようスピーカーセッティング、リスニングポイントセッティングをしているつもりである。

オーディオショップでの試聴でも連続1W程度の音量レベルで判断するのが私のスタイルである。当然ソースによって様々ではあるが、平均してその程度で充分な音量だと感じている。

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地元の家電量販店にも立派なオーディオルームがある。もう30年来行っているのだが、その量販店でボリュームを私自身が触って音量調節が出来たのは、ほんの1、2回程度。それ以外は全て店員がやっている。一般的にも、ほとんどの場合、店頭試聴ではお客は椅子に座ったままで、店員が音量調節をするだろう。「下手に高額機器に触られて壊されでもしたら、、、。」よって、店員がやるのが最善なのは充分承知している。


実は、何を隠そう(笑)。私が長年の沈黙!?をやぶり、今贔屓にしているオーディオショップでバシバシ高額機器を買っている理由、それは「私に音量調節を一切任せてくれるから」である事他ならない。音量調整は音楽再生のキモであり、その微調整いかんで、どのようにも聴こえてしまう恐ろしい点である。


大音量にして「被暗示性」を高め、強引に売る!、首都圏の老舗オーディオショップの常套手段である(爆笑)。この点で、ヘッドフォン天下の20-30代に「スピーカー爆音被暗示性強引商法」は不可能。ヘッドフォン音楽しか知らないならスピーカー大音量がいかに劣悪で低音質であるか分かるのは当然である。




自室で2台のSACDプレーヤーの比較をしている。

ラック上がエソテリック K-01X

その下が導入して3カ月ほどのアキュフェーズ DP-750

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別にDP-750に不満がある訳ではない。いつものショップで展示品のK-01Xが淋しそうに置いてあったのをお借りした次第。


このエソテリックとアキュフェーズのCDプレーヤーの比較なのだが、まず両機のXLR出力音量差があまりにも大きい。K-01Xの出力が5-7dB大きいのだ。


長年、一見さん相手に大音量で音を浴びせかけた「売り方」をする営業マン多し。売り場はSNが良くない場合もあって仕方がないのだろうが、正直言って大音量にすれば、「平生聴こえない、聴き取れない微弱な音も「大きな音」で再生されるからスゴイ!」となる場合がほとんど。


高級オーディオ、高額オーディオは重量もある場合が多いので、不幸にして共振しない(笑)こともあり、大音量に耐える構造になっているので、音が飽和しにくい。高級車同様、重量級は乗りごごち(聴き心地)が良いという物量至上主義的な部分があることは否定できないが。


話が、いつものように横道に逸れそうだ。


戻すと、、、

アキュフェーズDP-750よりもエソテリックK-01xの方が最低でも5dB音が大きく再生されるという事実は、比較試聴する上で問題である。


ご意見様々だろうが、

「原則、オーディオは音が大きい方が高音質に感じる」

これは否定できない。


自室比較試聴中、両社のプレーヤー出力を同一ボリュームに合わせるのが至難で、パワーアンプの出力メーターの針の振り方を参考に、またメータの設定の「3sec遅延モード」を最大限に活用して可能な限り同一音量下での比較試聴をすることに努めた。

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聴き始めの、2ー3時間はただただ両機で同じソースを聴き比べて流す。3ヶ月程度でもすでに耳がアキュフェーズDP-750寄りになっているので、忠実性を高めるための儀式である。


XLRケーブルは両機ともアキュフェーズASLC-10を使い、また電源ケーブルはアキュフェーズAPL-1に揃えた。比較試聴の際にはケーブル類全てを全く同一にしないと正確性に欠ける。


3時間聴き流し、その後食事をはさんで耳を休め、比較試聴再開。だんだんとエソテリックK-01Xの特徴がわかり始める。


DP-750だと奥で鳴り響いている音が、手前に出てくる音作りであるK-01xは、ソース内情報全体をより明確な音を聞かせようとしていよう。


K-01xは実にオーディオ的な音作り、つまり高スペック要求を満たすような音作りがなされている。750のように「しなやかで聴きごごち良い」という要素は、情報量で満たした空気感の表現でリスナーを圧倒させる部分に転化している。100万円越え、K-01xは150万円越えともなれば、ただ音が良い、情報量が多い、、、程度では購入対象にはならない。


以下リンク、後半に続きます。




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by bachcantata | 2018-11-05 18:29 | 試聴記