B&W805d3だけを鳴らす逆戻りオーディオ mcintosh.exblog.jp

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Mcintosh XRT後は、ソナスファベール・アマティとガルネリを使い分けてイタリアの風を吹かしていた。現在はB&W805d3だけを極めてお気軽に鳴らす逆戻りレコード演奏家


by bachcantata
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アキュフェーズDP-750 SACDプレーヤーの力強い音作り


アキュフェーズの新製品 SACDプレーヤー DP–750が今月末に発売される。

内覧会デモにちょうど居合わせたので、店員に混じって迷惑を顧みず試聴させてもらった。


DP–720の発売からおよそ5年経った訳だが、720と比べて750は音がかなり太くなった。つまり低域が非常に良く出てくるのだ。よって高域が神経質にならず、良い意味でアナログ的である。高級CDプレーヤーはとかくアンプを変えたかのような強力な支配力を持っているが、今回のDP–750も例外ではない。パワーアンプはP–7300、プリアンプはC–2850でスピーカーは定番のB&W802d3という2018年でのリファレンス的システムで、新製品のDP–750は文句なしの実力発揮をしている。

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(店頭で実機の写真を撮るのを忘れたので、カタログを自室の装置の前で、、(笑))

店頭の平素のリファレンスプレーヤーは同社のDP-560だが、やはり750との差は圧倒的。音楽的なソフトフォーカスの再生しか叶わない560に比べると、750はスピーカーからの音像が全く別物と言えるほど強固であり、実体感あふれる低域に支えられて音楽全体のリアリティが「これぞB&W800d3シリーズだ!」と思えるほど生々しい。セールスバリュは560クラスなのだろうが、わずか50万円!?の差でここまで違うと「本当に同じ会社のプレーヤーなのだろうか」とすら思えてくるし、50万円足せばこんなに違うならば、そんなの絶対に750しかないよと思えてくるから実に上手い作り方だ(笑)。


DP–720の時のような「出し惜しみ」するような「もったいぶる」ような、ある意味で女性的!?な雰囲気ではなく、「絶対に聴き疲れさせないしなやかさ」こそアキュフェーズCDプレーヤーであることに違いないが、今回のDP–750は男性的である。太く、力強く、ディスク再生の、デジタル再生の、まさにこれが真骨頂と言い切れる。最上位機種であるセパレート型DP–950とDC–950の「わずか半値」でDP–750はアキュフェーズブランドでありながらも、ここまで力強い音が再生されることに驚くと同時に、120万円という値段も決して高くないのではないかと思えてくるところも、高級オーディオ世界に身を委ねる輩の業の深さ!?なのか。


DP–750クラス、、つまりCDプレーヤー(ごとき)に100万円をポンと出せるアンポンタン男たちなら「チャラチャラ試聴なんかしないで、担当営業の口頭での情報だけで即買うよ!」なんてザラだろうが、そこまで人生の達人ではないので、試聴が必要であると、自分のお気に入りのCDを何枚かかけてみたが、720との違いが大きすぎて、良い意味で裏切られた訳である。


何を聞いても美音の720の傾向の延長というより、やはりハイレゾ時代の高級CDプレーヤーという位置づけから、情報量は素晴らしくしかもPC再生では難しい「力強さ」「しなやかさ」、そして、DC–950ゆずりの「上品さ」があふれている。音楽を聴いていて楽しい、情報量に疲れさせない上質なサウンドに仕上がっている。試聴機はまだエージングが完璧ではないだろうから、導入後は半年以上はゆっくり成長(エージング)を見守ることになろうか。


DACチップも最上位機種のDC–950のESS9038Proではなく、ワンランク下である9028Proを使うところあたり、「流石はアキュフェーズ」と言いたい。老舗オーディオメーカーのゆとりを感じるところだ。


「とにかく最高、最上のものをてんこ盛りにすれば売れる。。。」そんな安っぽい売り方は絶対にしない。好感が持てる、実に素晴らしい企業だ。


音は人なり。

事業は人なり。

そして、

オーディオ機器は企業精神なり。


ひとりのアキュフェーズユーザーとして誇りに思う。

DP-720にせずに待った甲斐のある、今回の新製品DP-750。
店頭試聴で即導入という成金オヤジになりきれないヤツなので、早速自宅試聴を予約。


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by bachcantata | 2018-06-01 17:02 | 試聴記