人気ブログランキング |

isotek sigmas クリーン電源がもたらす超高解像度サウンドに驚愕(1)

isotek sigmasという電源コンデンサーを数日借りた。人気試聴機のようで一週間の試聴は許されなかった。
b0225847_15043155.jpg



本体重量は10キロ足らず。アキュフェーズのクリーン電源とは比較にならないほど軽い。片手でも一時的ならば持ち上げられるほどの重さである。
ついでに、オプション指定の電源ケーブルEVO3 SEQUELも試聴した。このisotekの電源システムは入力が20Aインレット電源コネクタなので、通常の15Aインレット電源ケーブルが使えない。それが唯一の弱点である。したがって、付属の電源ケーブルよりも上位であるケーブルEVO3 SEQUEL試聴して、電源ケーブル2種類の比較もできた。
b0225847_15031880.jpg


isotek sigmasはバックパネルにパワーアンプなどの高出力用に16Aコンセントを2個、プリアンプやプレーヤーなど低出力用に10Aコンセントを4個搭載している。
b0225847_15031812.jpg

(写真で赤色別枠が高出力用16Ax2、それ以外が低出力用10Ax4)

まず、付属の電源ケーブルで、電源の取り方は16A側にパワーアンプP-7300を、後はプリアンプC-3850とDACを10A側に接続した。その状態での小生試聴定番の曲を色々かけてみた。

一聴だと、劇的な変化がないように感じた。すこし音数が増えたかな程度。オーディオショップでの試聴だと、アキュフェーズクリーン電源とisotekの比較は明確な差であったので、自室での変化の無さには面喰らった。
この時点でオプション指定の電源ケーブルEVO3 SEQUELに変えてみた。明らかにSNが向上。音にもメリハリが出た。導入時には付属の電源ケーブルでは少し物足らないと理解した。間違いなくsigmas本体の電源ケーブルは「奢る必要あり」だ。
確かに、音の躍動感は増えて、クッキリハッキリしたサウンドに変化したが、20年前のクリーン電源との差が大きくあるように感じなかった。どうもおかしい(笑)。安心すれば良いのか残念に思った方がいいのか、複雑な心境。
とにかくせっかくの自宅試聴なので色々と試す必要がある。

こんなはずはない。
そんな程度であるはずがない。

それならば、物は試しと、プリアンプC-3850の電源を、isotek sigmasの16Aコンセント側(パワーアンプ等の高出力用)から取ると、驚くほどサウンドが激変。これこぞ外国製品というようなインパクトあふれる活き活きとした音に変化した。

目がさめるような明確さあふれるサウンドイメージ

月並みな表現だが、そういうとわかりやすい。実際には「耳がさめる」訳だが、耳というとわかり難いので(笑)。とにかく未体験なほどの凄まじい高解像度サウンドである。一音ずつの発声の起点にクローズアップ出来るので、音楽全体がスローテンポになったような錯覚すら感じてしまうほど。

一音一音が極めて長く鳴り続けている。

音がスピーカーから発生して、消えてゆくまでの時間が大変長く感じられる。間違いなくSNが跳ね上がった証拠だ。背景で今までノイズのように感じていた音も全て何かの楽器音だったり、息づかいだったり、シンセサイザーで作った人工的な風や波の音だったり、油断も隙もないほどの高解像度によって収録してある音という音を一つずつ克明に分析、解析できる。「こんな音が入っていたのか」、「ああ、あれはノイズ出なくてメロディーだったのか」、「チェンバロメロディーがトゥッティ中でも左側後方でゆっくりと鳴り続いているのだな」等々と長年聴き続け来た曲に対してまるで初めて聴くかのように驚かされるばかりである。

同時に気付かされるのは、ボリューム(音量感)がすこし上がったように感じる事。同じボリューム位置(3850ではー49dBで比較した)に合わせたが、アキュフェーズクリーン電源よりもsigmasの方が2dBくらい音が大きくなったように感じる。やはりSNの良さがここでも現れた。

ダメ押しとして、手持ちのRGPC 400proという電源コンディショナーをsigmasの10A側の空きコンセントへ接続。
b0225847_15031868.jpg


エネルギッシュさはさらに高まり、解像度もさらに上がり、ブラス音楽では金管が突き刺さるほど強力熱烈さを帯び始める。まるでホーンスピーカーで聴くブラスに近づく豪快さがモニタースピーカーであるB&W 805d3から飛び出してきた。

こりゃ、もうダメだな(笑)

なにがダメって?アキュフェーズのクリーン電源には戻せないという意味であり、PS500の完敗である。その意味で「ダメ」なのだ。
音のリアリティが別次元で、一音一音のエネルギーがまるで「スピーカーを変えたレベル」の変化量である。電源の取り方一つでここまで音が変わってしまうなんて。本当はあってはならない事なのだが、実際に起こってしまったら、もうどうにも出来ない(笑)。またまたオーディオショップの策略にまんまと引っかかってしまったアンポンタンオトコである。

ま、B&Wとアキュフェーズという定番組み合わせユーザーはショップにとって「鴨ネギ」ばかりだろうが(爆笑)

つづく
by bachcantata | 2017-07-18 14:52 | 試聴記

Mcintosh XRT後は、ソナスファベール・アマティとガルネリを使い分けてイタリアの風を吹かしていた。現在はB&W805d3だけを極めてお気軽に鳴らす逆戻りレコード演奏家


by bachcantata