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BR-ONE オヤイデ・ターンテーブルシート

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LPプレーヤーにゴム製のシートを載せてみた。
効果は抜群。自由なカスタマイズはアナログの醍醐味。簡便さではデジタルには到底敵わないが、アナログの「オーディオ感」「コントロール感」は絶対捨てることは出来ない!!
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試聴LP1
ノラ・ジョーンズのCome away with me
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SideAより
6.Shoot The Moon

7.Turn Me On

BR-ONEを使用すると明らかにSNが上がった。デジタルならDACを換えた以上に変化をもたらしてくれました。
特に6.Shoot The Moonの導入部分のギターソロでは一音ずつの音の分離が使用前に比べると極めてクリアーに変化。ノアのピアノタッチも滑らかになったようで高域のキラキラ感は少なくなる一方、ボーカルが一歩前に出てきたような音場の前後感が綺麗に聴き取れる。また低域が程よくはねるようになった。
次曲7.Turn Me Onではかなり低い低域が録音されていてそれを中心にチェックしてみた。期待することは低域のさらなる締まりだ。
BR-ONEを使うと低域の沈み方はそれほど変わらなかった。締まり方も使用前よりややソフトになった感はあるがぼやけてはいない。大きく変わったのは中高域。ボーカルが手前に出てくる。それにやや沈みかかっていた音域も浮かび上がる。高域はやはりピアノのキラキラ感は一掃。さらに上へ伸びているがソフト感がある。やはりゴムの特徴であろうか。背景が静かになったことこの上ない。

次に、試聴LP2
エラ・アンド・ルイ(Ella Fitzgerald & Louis Armstrong)
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これのLPでは全曲通して効果抜群。BR-ONEを使うと低域がまるで違う。低域から濁りがとれ見通しが良くなったら驚いた。ボーカル帯のSN向上は顕著で一音一音が綺麗に分離している。「さしすせそ」もきつくなくなった。全く団子にならない、、と良いところばかりだ。ルイのトランペットの肉付きもより充実し、ボリュームを下げてもボーカルのエコーをしっかり聴き取れる。やはりここでも背景が静かになったことこの上ない。

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by bachcantata | 2011-09-06 16:15 | アナログ

Mcintosh XRT後は、ソナスファベール・アマティとガルネリを使い分けてイタリアの風を嗜む。デジタルデトックス、軽薄短小にこだわる逆戻りレコード演奏家


by bachcantata